サイード佐藤 — 549
60:1 信仰する者たちよ、わが敵と、あなた方の敵を盟友としてはならない。あなた方は(彼らに対する)愛情ゆえ、彼らに(使徒*の情報とムスリム*間の秘密を、)軽々しく流している[1]。彼らは、あなた方のもとに到来した真理[2]を、確かに否定したというのに。(信仰者たちよ、)彼らは、あなた方が自分たちの主*アッラー*を信仰するがゆえ、使徒*とあなた方のことを(マッカ*から)追い出したのだ。あなた方がわが道における奮闘と、わが喜びへの希求ゆえに(、移住*に)出たのだとしたら(、彼らを盟友とするのではない)。あなた方は(彼らへの)愛情ゆえ、彼らに秘密裏に伝えているーーわれはあなた方が隠したことも、露わにしたことも、最もよく知っているのだーー。あなた方の内、そうする者は誰でも、真っ当な道から確かに迷い去ってしまっている。[3]
60:2 もし、彼ら(われとあなた方の敵)があなた方に優勢に立てば、彼らはあなた方に対する(公然の)敵となり、あなた方に悪意をもってその手と口を伸ばして来よう[1]。あなた方が(彼ら同様)、不信仰に陥ることを望みつつ。
60:3 (彼ら不信仰者*たちを盟友としても、)あなた方の近親の絆も、あなた方の子供たちも、あなた方の役に立つことはない。復活の日*、かれはあなた方の間をお分けにな(り、信仰者は天国へ、不信仰者*は地獄へ入)るのだ。アッラー*は、あなた方が行うことをご覧になるお方。
60:4 (信仰者たちよ、)イブラーヒーム*と、彼と共にあった(信仰)者の内には、確かにあなた方へのよき模範があった。彼らが(不信仰者*である)自分たちの民に、(こう)言った時のこと。「本当に私たちは、あなた方と、あなた方がアッラー*をよそに崇めているものとは無縁です。私たちはあなた方を否定し、あなた方がアッラー*だけを信仰するまで、私たちとあなた方との間には、永遠の敵意と憎悪が現れたのです」。但し、イブラーヒーム*の彼の父親に対する、「私は必ずや、あなたのために、赦しを乞いましょう。私はあなたのために、アッラー*(のご意思)に対して、何(の力)も有してはいませんが」という言葉は別(で、模範としてはならない)[1]。(イブラーヒーム*とその仲間たちは、言った。)「我らが主*よ、私たちはあなたにこそ全てを委ね*、あなたにこそ(悔悟して)立ち返りました。そしてあなたにこそ、帰り所はあります。
60:5 我らが主*よ、私たちを不信仰に陥った者*たちの試練とはしないで下さい[1]。また、私たちのために(私たちの罪を)お赦し下さい、我らが主*よ。本当にあなたこそは、偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方なのですから」。