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サイード佐藤 — 306

19:12 (そしてヤヒヤー*が誕生し、成長した頃、アッラー*は仰せられた。)「ヤヒヤー*よ、啓典(トーラー*)を真摯に受け取れ[1]」そしてわれら*は、幼少の彼に英知を授けた。

19:13 また、(われら*はヤヒヤー*に、)われら*の御許からの慈しみの念と、(罪からの)清らかさを(授けた)。彼は敬虔であった。

19:14 また(彼は)、自分の両親に孝行であり、尊大でも反抗的でもなかった。

19:15 そして、彼が生まれた日、亡くなる日、生きて蘇らされる日に、彼に(アッラー*からの)平安あれ。[1]

19:16 また(使徒*よ)、啓典(クルアーン*)の中で、マルヤム*について語るのだ。彼女が自分の家族から、東方の場所に身を引いた[1]時のこと。

19:17 そして彼女は彼らを避けて覆いをかけ、われら*は彼女に、われら*の魂[1]を遣わした。すると彼は、非の打ち所のない人間の姿で、彼女の前に現れた。

19:18 彼女は言った。「本当に私は、慈悲あまねき*お方(アッラー*)に、あなた(から災いを受けること)に対してのご加護を乞います。もしあなたが、(アッラー*を)畏れる*お方ならば(、近づかないで下さい)」。

19:19 彼(ジブリール*)は言った。「私はまさに、あなたに清らかな男の子を差し上げるための、あなたの主*からの使いなのです」。

19:20 彼女は言った。「私に、男の子が出来るなどということがありましょうか?私には人一人触れたことはなく、私はふしだらでもありませんでしたのに」。

19:21 彼は言った。「その通り(ですが)、あなたの主*は、(こう)仰せられました。『それはわれにとって、容易いこと。そして(それは)、彼(その男の子)を人々への御徴[1]とし、われら*の御許からの慈悲とするためなのだ。(それは)既に定められていたことなのである』」。

19:22 こうして彼女は、彼(イーサー*)を宿し、身ごもった状態で(人々から)遠い場所へと身を遠ざけた[1]。

19:23 そして陣痛が彼女を、ナツメヤシの木[1]の幹へと追いや(り、彼女はそれによりかか)った。彼女は言った。「あぁ、これ以前に私が死んでしまっていたら、そして忘れ去られた、どうでもよい存在であったらよかったのに!」

19:24 すると、彼[1]は彼女の下方から、彼女に(こう)呼びかけた。「悲しんではなりません。あなたの主*は、あなたの下に、まさに小川を流させ給うたのですから。

19:25 そしてナツメヤシの木の幹を、ご自分の方にお揺らしなさい。そうすればそれは、採り頃の熟れたナツメヤシの実を、あなたの上に落とします。