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サイード佐藤 — 288

17:59 また、われら*が(、シルク*の徒があなたに要求する)御徴[1]をもたらさなかったのは、昔の人々が(いざ、奇跡がもたらされた時に)それを嘘呼ばわりし(、それゆえに懲罰を味わうことになっ)たからに外ならない。われら*はサムード*に、明らかなるもの(奇跡)として雌ラクダを授け、彼らはそれに対して(否定するという)不正*を働いたのだ[2]。そして、われら*が御徴[3](と共に使徒*たち)を送るのは、(人々を戒めるべく)怖がらせるために外ならないのである。

17:60 (使徒*よ、)われら*があなたに、「本当にあなたの主*は、人々を(その知識と御力によって)包囲された[1]」と言った時のこと(を思い起こさせよ)。また、われら*があなたに見せた光景は、人々への試練以外の何ものでもなかったし[2]、クルアーン*の中の呪われた木[3]も(、そうなのである)。われら*は彼らを、(懲罰や御徴の数々で)怖がらせる。そして、それは彼らに対し、(不信仰と迷いという)ひどい放埓さに拍車をかけるだけなのだ。

17:61 (使徒*よ、)われら*が天使*たちに「アーダム*にサジダ*せよ」と言い、そして彼らがサジダ*した時のこと(を思い起こさせよ)[1]。しかし、イブリース*だけは別だった。彼は(不遜にも、こう)申し上げたのだ。「一体、あなたが泥土から創られたもの[2]に、私がサジダ*するというのですか?」

17:62 彼(イブリース*)は、(アッラー*に)申し上げた。「仰って下さい。これが、あなたが私よりもお引き立てになった者です(が、その訳は何ですか)。もしもあなたが、私に復活の日*まで猶予を授けて下さったなら、私は(精選された)僅かな者たち[1]を除き、必ずやその子孫を(誘惑と腐敗*によって)思い通りにしてみせましょう」。

17:63 かれは仰せられた。「(イブリース*よ、)行くがよい[1]。そして彼ら(アーダム*の子孫)の内、あなたに従う者があれば、地獄こそが、あなた方へのふんだんなる報いとなろう。

17:64 彼らの内、出来る限りの者を、あなたの声によって(罪へと)扇動し、あなたの騎兵と歩兵を彼らに対して結集させ、財産と子供たちにおいて彼らの分け前に与かり[1]、彼らに(偽りの)約束をせよ」。シャイターン*が彼らに約束することは、欺き以外の何ものでもないのだが。

17:65 本当に(精選された信仰者である)わが僕たち[1]はといえば、あなたには彼ら(を誘惑すること)に対して、いかなる力[2]もない。そして(預言者*よ、)あなたの主*だけで、(信仰者をシャイターン*から守ってくれる)委任者[3]は十分なのだ。

17:66 (人々よ、)あなた方の主*は、あなた方がかれの恩寵を求めるべく、あなた方のために船を海に歩ませるお方。本当にかれはもとより、あなた方に慈愛深い*お方なのだ。