サイード佐藤 — 16
2:102 また彼ら(ユダヤ教徒*)は、スライマーン*の王権(の時代)について、シャイターン*が語ること[1]に従った。スライマーン*は、不信仰になど陥ってはいない。しかしシャイターン*たちが不信仰(の行い)を犯し、人々に魔術と、バービル(バビロン)でハールートとマールート[2]の両天使に授けられたものを伝授していたのである。両天使は、「私たちは本当に、試練なのだ。だから(魔術を習い、シャイターン*に従うことで)、不信仰に陥ってはいけない」と言ってからでなければ、誰にも教えはしなかった。そして彼らは二人から、夫とその妻の間を裂く術を学んだ——彼らとてアッラー*のお許しがなければ、誰のこともそれで害することなど出来ないのだが——。また彼らは、自分たちを害しはしても、益しはしないものを学んだ。そして彼らは、それ(魔術)を(真理と引き換えに)買ってしまった者などには、来世においていかなる(よき)分け前もないということを、確かに承知していたのだ。それで彼らが自らを売って手に入れたものの、何と実に醜悪なことか[3]。彼らが(そのことを)知っていたら(、そんなことはしなかったろうに)。
2:103 彼ら(ユダヤ教徒*)がもし信仰し、(アッラー*を)畏れ*たのなら、アッラー*の御許での褒美こそが(魔術とそれによる利益)より善かったのだ。もし彼らが(そのことを)知っていれば(、信仰したであろうに)。
2:104 信仰する者たちよ、「私たちに配慮して下さい」などと言ってはならない。しかし、「私たちを見守って下さい」と言って[1]、(クルアーン*を)聴くのだ。不信仰者*には、痛ましい懲罰がある。
2:105 啓典の民*やシルク*の徒という不信仰に陥った*者たちは、あなた方の主*からあなた方のもとに、いかなる善きものが下されることも望まない。アッラー*は、かれがお望みになる者に、そのご慈悲[1]を特別にお授けになる。そしてアッラー*は、偉大な恩寵の主であられる。