サイード佐藤 — 541
57:25 われら*は確かに、われら*の使徒*たちを明証[1]と共に遣わし、彼らと共に啓典と、人々が公正を行うための秤を下した。またわれら*は、多大な威力と人々への諸益を有する鉄を下した。(それは)アッラー*が、かれ(の宗教)とその使徒*たちをまだ見ぬままに[2]援助する者が誰かを、如実に表し給うためであった。本当にアッラー*は、強力なお方、偉力ならびない*お方であられる。
57:26 また、われら*はヌーフ*とイブラーヒーム*を遣わし、彼ら二人の子孫の内に預言者*としての天分と啓典を与えた[1]。そして彼らの内には導かれた者がいる一方、彼らの多くは放逸な者たちなのだ。
57:27 それから、われら*は彼ら(ヌーフ*とイブラーヒーム*)の跡をわれら*の使徒*たちに継がせ、マルヤム*の子イーサー*にも継がせて、彼に福音*を授けた。また、彼(イーサー*)に従った者たちの心の中には、哀れみ深さと、慈悲の念を授けた。そして彼らは、われら*が彼らに義務づけたものではない修道生活を、(崇拝*における行き過ぎから勝手に)創始した。ただ、(彼らは)アッラー*のお喜びを求めて(そうしたまで)のことだったのだが、それ(修道生活)に対して真の配慮を払うこともなかった。[1]そしてわれら*は彼らの内の(預言者*ムハンマド*を)信仰した者たちに、その褒美を授けたのだ。彼らの多くは(預言者*ムハンマド*を信じない)放逸な者たちなのだが。
57:28 信仰する者たちよ[1]、アッラー*を畏れ*、かれの使徒*を信じよ。かれはあなた方に、そのご慈悲からの倍の取り分をお与えになり、あなた方がそれを携えて歩む光[2]をあなた方に下さり、あなた方のために(罪を)お赦し下さろう。アッラー*は赦し深いお方、慈愛深い*お方。
57:29 (アッラー*がそのようにされるのは、)啓典の民*が、自分たちがアッラー*のご恩寵[1]の内、いかなるものに対しても力を有してはいないこと、そして(全ての)恩寵はアッラー*の御手にこそ委ねられており、かれがそれをお望みの者に与えられるということ[2]を、知るためなのである。アッラー*は、偉大なる恩寵の主であられるのだから。