>

サイード佐藤 — 505

46:21 アード*の同胞(フード*)を、思い出せ。彼が砂丘[1]で、彼の民に(こう)警告した時のことをーー既に数々の警告者が、彼(フード*)の前後に過ぎ去って行ったのであるーー。「アッラー*以外(何も)崇拝*してはならない。本当に私は、あなた方に、偉大なる(復活の)日*の懲罰を怖れているのだ」。

46:22 彼らは言った。「あなたは、私たちを私たちの神々[1](への崇拝*)から背かせるために、やって来たのか?では、あなたが約束するもの(懲罰)を、私たちに持って来てみよ[2]。もし、あなたが正直者の類いなのであれば」。

46:23 彼(フード*)は言った。「本当に(懲罰が到来する時の)知識はアッラー*の御許にあるのであり、私は自分が携えて遣わされたものを、あなた方に伝えるだけ。しかし私には、(懲罰を急ぐ)あなた方が無知な民に見える」。

46:24 こうして、雲の形をしたそれ(懲罰)が自分たちの谷に向かってくるのを見た時、彼らは言った。「これは、私たちに雨を降らしてくれる雲だ」。いや、それは、あなた方が性急に求めていたもの。痛ましい懲罰を運ぶ、風なのである。

46:25 それはその主*のご命令により、全てのものを破壊する。こうして(彼らの国には、)彼らの住居の外、(何一つ)見えなくなってしまった。同様に、われら*は罪悪者である民に報いるのである。

46:26 また(クライシュ族*の不信仰者*たちよ)、われら*は確かに彼ら(アード*の民)を、あなた方を(そこまでは)強力にしなかったほどに、(現世で)強力にした[1]。また、われら*は彼らに聴覚と視覚と心を与えたのに、彼らの聴覚も視覚も心も、彼らを少しも益することはなかった。彼らはアッラー*の(唯一性*を示す)御徴を否定していたのであり、自分たちが嘲笑していたもの(懲罰)が、彼らを包囲したのだ。

46:27 また(クライシュ族*の不信仰者*たちよ、)われら*は確かに、あなた方の周りの町々(の民)[1]を滅ぼし、(彼らに)御徴を多彩に示した[2]。(それは)彼らが、(不信仰から)戻って来るようにするためである。

46:28 そして彼らがアッラー*をよそに、(その崇拝*がアッラー*へと)近づけてくれるもの、つまり神々[1]としていた者たちは、どうして(彼らが必要としている時、)彼らを助けなかったのか?いや、それら(神々とされたものたち)は、彼ら(シルク*の徒)から、消え去ってしまったのである。それ(シルク*)は彼らのでっち上げであり、彼らが捏造していたものだったのだ。