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サイード佐藤 — 387

28:14 彼(ムーサー*)が成熟[1]し、強固になった時、われら*は彼に英知と知識を授けた。そのようにわれら*は、善を尽くす者たちに報いるのである。

28:15 そして彼(ムーサー*)は、その民が油断している時間帯[1]に町に入り、そこで戦っている二人の男を見出した。(一方の)この者は彼の部族出身の者で、(もう一方の)この者は彼の敵の内の者[2]。そして彼の部族出身の者が、彼の敵の内の者に対し、彼(ムーサー*)に助けを求めたので、ムーサー*は彼を(拳で)殴り、これを殺してしまった。彼(ムーサー*)は言った。「これはシャイターン*のわざである。本当に彼は、(人間の正道から)迷わせる、紛れもない敵なのだ」。[3]

28:16 彼は申し上げた。「我が主*よ、本当に私は自分自身に不正*を働いてしまいました。ならば私を、お赦し下さい」。そしてかれは、彼をお赦しになった。本当にかれこそは、赦し深いお方、慈愛深い*お方であられるのだから。

28:17 彼(ムーサー*)は申し上げた。「我が主*よ、あなたが私に恵んでくださったもの[1]ゆえ、私は決して、罪悪者たちに対する援助者とはなりません」。

28:18 彼は翌朝、(復讐されるのではないかと)町で怖れ始め、(何が起きるかと)注意深く見守るようになった。そしてどうであろう、昨日彼に助けを求めた者が、(また別のコプト人と争っており、)彼に向って(助けを求め、)大声で叫んでいる。ムーサー*は彼[1]に言った。「実にあなたは、紛れもなく誤った者[2]だ」。

28:19 そして彼(ムーサー*)が、(イスラーイールの子ら*の内の者に同情し、)彼ら二人の敵である者をやっつけようとした時、彼[1]は言った。「ムーサー*よ、一体お前は昨日人を殺したように、私のことも殺すつもりなのか?お前は、地上で暴君となることを望んでいるに外ならない。そしてお前は、改善者となりたくはないのだ」。

28:20 町の一番外れから、一人の男が急いでやって来た。彼は言った。「(ムーサー*よ、)本当に(フィルアウン*の民の)有力者たちは、あなたを殺そうと、あなたについて相談しています。ならば、(この町を)出て行きなさい。本当に私はあなたへの、助言者なのですよ」。

28:21 それで彼は、怖れ、(追っ手につかまらぬよう)注意深く脱出し、(こう)申し上げた。「我が主*よ、私を不正*者である民から救って下さい。」