サイード佐藤 — 315
20:52 彼(ムーサー*)は言った。「その知識は、我が主*の御許、書[1]の中にあります。我が主*は間違えることも、忘れることもありません。
20:53 (かれは、)あなた方のために大地を平坦にされ、あなた方のためにそこに(多くの)道をお通しになり、天から(雨)水をお降らしになったお方」。そして、われら*はそれで、様々な種類の植物を出(し、育成)させる。
20:54 (アッラー*がお恵みになったよき作物から、)食べ、(それで)あなた方の家畜を飼育するがよい。本当にその中にはまさしく、まともな理性の持ち主への御徴[1]があるのだ。
20:55 われら*は、あなた方をそれ(大地)から創り、(死後には)その中へとあなた方を戻し、そして(復活の日*には)再び、そこからあなた方を出すのである。
20:56 われら*は確かに彼(フィルアウン*)に対し、われら*の御徴[1]を全て見せた。そして彼は(それらを)嘘とし、拒んだのだ。
20:57 彼(フィルアウン*)は言った。「一体あなたはーームーサー*よーー、あなたの魔術で私たちを、私たちの地から追い出すため、私たちのもとにやって来たのか?
20:58 それでは、私たちも必ずや、それと同様の魔術をあなたに披露しよう。そして私たちとあなたの間に、私たちも、あなたも違えることのない約束を、中ほどの場[1]に設けるのだ」。[2]
20:59 彼(ムーサー*)は言った。「あなた方の約束(の日時)は、晴れ着の日[1]で、人々は朝[2]に集められます」。
20:60 フィルアウン*は引き返し、自分の策略を練り上げてから、約束(の日)に現れた。
20:61 ムーサー*は、彼ら(魔術師たち)に言った。「あなた方の災難に(気を付けよ)。アッラー*に対して嘘をでっち上げてはならない。そうすれば、かれはあなた方を罰で根こそぎにしてしまおう。(アッラー*に)嘘をでっち上げる者は、確かに敗北するのだ」。
20:62 すると彼らは、仲間内で自分たちの事について論議し、密かに密談した。
20:63 彼ら(魔術師たち)は言った。「実にこの二人(ムーサー*とハールーン*)は、まさしく魔術師である。彼ら二人はその魔術で、あなた方をあなた方の地から追い出し、あなた方の最善のやり方[1]を葬り去ろうとしているのだ。
20:64 ならば、あなた方の策略を練り上げ、それから一列になって行くのだ。そしてこの日、(相手に)勝った者は、確かに成功を収めたことになる」。