サイード佐藤 — 291
17:87 しかし、あなたの主*からのご慈悲ゆえ(、かれはクルアーン*を、あなたの心に堅固にし給う)。本当に、かれのあなたに対するご恩寵は、もとより偉大なのだから。
17:88 言ってやれ。「もしも、このクルアーン*と同様のものを創作すべく、人間とジン*が集結したとしても、それと同様のものを作ることは断じて叶わない。たとえ彼らがお互いに力を合わせても、である」。[1]
17:89 われら*は確かにこのクルアーン*の中で、人々に対し、(教訓を受けるべき)あらゆる譬えを多彩に示した。そして大半の人々は、(真理への)否定以外を拒んだのだ。
17:90 (クルアーン*の真実性に太刀打ちできないと知ると、)彼ら(シルク*の徒)は言った[1]。「(ムハンマド*よ、)あなたがその地(マッカ*)から、私たちに噴泉を湧かせるまで、私たちはあなたのことを信じまい。
17:91 または、あなたにナツメヤシと葡萄からなる農園が現れ、あなたがその間から河川を勢いよく迸らせるまでは。
17:92 あるいは、あなたが主張しているように、天をいくつもの破片にして私たちの上に落下させる[1]か、あなたがアッラー*と天使*たちを眼前に連れて来る[2]までは。
17:93 それとも、あなたに金の邸宅が現れるか、あなたが天に昇るまでは。そして私たちが読む書[1]を(、天から戻って来て)私たちに下すまでは、あなたが昇天したことなど、信じはしまい」。(使徒*よ、)言ってやれ。「我が主*に称え*あれ!」私は、使徒*である一介の人間に過ぎないのではないか?」
17:94 (不信仰な)人々が、自分たちのもとに導きが到来した時に(アッラー*とその使徒*を)信仰するのを阻んだのは、「アッラー*が人間の使徒*を遣わされただと?」と、彼らが言ったこと[1]に外ならなかった。
17:95 (使徒*よ、)言ってやれ。「(アッラー*はこう仰せられる)。もし地上に安住して(そこを)歩く天使*たちがいたならば、われら*は天から彼らのもとに、天使*の使徒*を遣わしたであろう」。[1]
17:96 言うがよい。「(私が本当に預言者*であることの、)私とあなた方の間の証人は、アッラー*のみで十分。本当にかれは、その僕たちに通暁されるお方、全てをご覧になるお方であられる」。