サイード佐藤 — 256
14:6 ムーサー*が、その民(イスラーイールの子ら*)に(こう)言った時のこと(を思い起こさせよ)。「あなた方に対するアッラー*の恩恵を思い起こすのだ。かれがあなた方を、フィルアウン*の一族から救い出された時のことを。彼らはあなた方に過酷な懲罰を味わわせ、男児は殺し、女児は生かしておいた[1]。そしてそこには、あなた方の主*からの偉大な試練があったのだ。
14:7 また、あなた方の主*が(こう)宣言された時のこと(を思い起こさせるのだ)。『もしも、あなた方が(わが恩恵ゆえ、われに)感謝したなら、われは必ずや(わが恩寵を)あなた方に上乗せしてつかわそう。そして、もしもあなた方が恩知らずになったなら、本当に(あなた方への)わが懲罰は、まさしく厳しいものなのである』」。
14:8 そしてムーサー*は、(彼らに)言った。「もし、あなた方と、地上にいる者全てが不信仰に陥ろうとも(、それはあなた方自身を害するだけ)、実にアッラー*こそは、満ち足りた*お方、称賛されるべき*お方なのだから」。
14:9 (人々よ、)あなた方には、あなた方以前の者たちの消息が届いていないのか?ヌーフ*の民、アード*、サムード*、そしてアッラー*以外には(その数を)ご存知にならない、彼ら以後の者たち(の知らせ)が?彼らには、彼らの使徒*たちが明証[1]を携えてやって来たのだ。そして彼ら(民)は、彼らの手を自分たちの口に持っていき[2](、苛立ちゆえにそれを噛みながら、こう)言った。「本当に私たちは、あなた方が携えて遣わされたものを否定する。そして本当に私たちは、あなた方が私たちを招いているもの[3]に対して、大きな疑惑を抱いているのだ」。
14:10 使徒*たちは、(彼らに)言った。「一体、アッラー*(と、かれのみを崇拝*すること)に疑念を抱くのか?諸天と大地の創成者*に?かれはあなた方のために、あなた方の罪の一部をお赦しになり、あなた方に一定の時期まで(懲罰の)猶予を与えて下さるべく、あなた方を(信仰へ)招いておられるのだ」。彼ら(民)は、(使徒*たちに)言った、「あなた方は、私たちと同様の人間に外なら(ず、使徒*などに相応しいものでは)ない。あなた方は、私たちのご先祖様が崇めていたもの(を私たちが崇めること)から、私たちを阻もうとしているのだ。(あなた方が本当に使徒*)ならば、紛れもなき証拠[1]を私たちに持って来てみよ」。