サイード佐藤 — 222
11:6 地上を歩くいかなる生き物でも、その糧がアッラー*に委ねられていないものはない。またかれは、それらの定住地と収容地[1]をご存知である。全ては、明白なる書[2]の中に(予め定められて)あるのだから。
11:7 また、かれ(アッラー*)は、あなた方の誰が最も行いが善いか、あなた方を試されるため、諸天と大地を六日間で創造された[1]お方ーー(その時、)かれの御座[2]は水の上にあったーー。(使徒*よ、)もしもあなたが彼ら(シルク*の徒)に、「本当にあなた方は死後、蘇らされる身の上なのだ」と言ったならば、不信仰に陥った者*たちは必ずや(こう)言う。「これ(クルアーン*)は、紛れもない魔術に外ならない」。
11:8 そして、もしもわれら*が彼ら(シルク*の徒)に、決められた時期まで懲罰を遅らせてやったならば、彼らは必ずや(こう)言う。「(懲罰が真実なら、)何がそれ(が到来するの)を妨げているのか?[1]」見よ、それ(懲罰)が彼らに到来する日、それが彼らから逸らされることはなく、自分たちが嘲笑していたもの(懲罰)が彼らを包囲することになるのだ。
11:9 また、もしもわれら*が人間に、われら*の御許からの慈悲[1]を(一旦)味わわせてやり、その後に彼からそれを奪い取ってしまったならば、本当に彼は必ず、(アッラー*のご慈悲に対して)失意の念激しい者、(かれの恩恵に対する)大層な恩知らずになる。
11:10 そして、もしもわれら*が、彼に降りかかった害悪の後、恩恵[1]を味わわせたならば、彼は必ずや(こう)言うであろう。「悪事は、私から去って行ったぞ[2]」。本当に彼はまさしく、(恩恵に)有頂天な者、(他人に対して)高慢ちきな者である。
11:11 但し、忍耐*して正しい行い*を行う者たちは、別である。それらの者たち、彼らには(罪の)お赦しと、大いなる褒美がある。
11:12 (使徒*よ、)あなたは、彼らが「どうして彼(ムハンマド*)に、財宝が下されなかったのか?あるいは、彼と共に(、彼が使徒*であることを証明する)天使*[1]がやって来なかったのか?[2]」と言うこと(を恐れるが)ゆえに、あなたに啓示されるものの一部を放棄しようとしたり[3]、それゆえに心苦しくなったりするかもしれない。(彼らの言うことは気にするな、)あなたは(啓示を伝えるだけの)警告者に過ぎず、アッラー*は全ての物事を請け負われる*お方なのだから。