>

サイード佐藤 — 209

10:7 本当にわれら*との(来世における)拝謁を望まず[1]、現世の生活に満足して、それに安じる者たち、そして、われら*の御徴[2]をなおざりにしている者たち、

10:8 そのような者たちの(来世での)住処は、彼らが(現世で)稼いでいたもの(罪)ゆえの業火。

10:9 本当に、信仰し、正しい行い*を行った者たち、彼らの主*はその信仰心ゆえ、彼らをお導きになる[1]。安寧の楽園では、彼らの下から河川が流れている。

10:10 そこで彼らの祈願は、「あなたに称え*あれ、アッラー*よ」であり、そこでの彼らの挨拶は「(あなた方に)平安を[1]」。そして祈願の締めくくりは、「全創造物の主*、アッラー*に全ての称賛*あれ」。[2]

10:11 もし、アッラー*が人々に善きこと(の祈願を聞き入れること)を急がれるように、彼らに悪いこと(の祈願[1]を聞き入れ)を急がれるのであれば、彼らには自分たちの(滅亡の)期限(の到来)が決定されてしまったであろう。だが、われら*は(そうせず、)われら*との拝謁を望まない[2]者たちを彷徨うまま、そのひどい放埓さの中に放ったらかしにしておくのだ。

10:12 また(不信仰な)人間は、有害が降りかかれば、横になって、または座りつつ、あるいは立ちながら、われら*に祈る。そして、われら*が彼からその害悪を取り除いてやれば、彼は自分に降りかかった害悪(からの救い)について、われら*に祈りなどしなかったかのように(以前の不信仰な状態を)続ける。同様に、(アッラー*とその使徒*に対する嘘において)度を越した者たちには、自分たちが行っていたこと[1]が目映く見えたのだ。

10:13 また、われら*は確かにあなた方以前の幾つもの世代を、滅ぼした。使徒*たちが明証[1]を携えて彼らのもとに到来したにも関わらず、彼らが不正*を働き、信仰すべくもない状態にあった時のことであった。同様に、われら*は罪深い民に報いるのだ。

10:14 それから(人々よ)、われら*は彼らの(滅亡の)後、あなた方を地上の継承者[1]とした。あなた方がどのような行いをするか、見届けるために。