サイード佐藤 — 162
7:88 彼の民の内、(信仰に対して)高慢だった有力者たちは言った。「シュアイブ*よ、私たちは必ずやあなたと、あなたと共に信仰した者たちを、私たちの町から追放しよう。さもなくば、あなた方は絶対に私たちの宗教に戻るのだ」。彼(シュアイブ*)は言った。「たとえ私たちが、(そのような宗教を)毛嫌いしていたとしてもか?
7:89 アッラー*が私たちをそこからお救い下さった後、あなた方の宗教に戻ったりしたら、私たちはアッラー*に対してまさに嘘を捏造したことになってしまう。そして我らが主*アッラー*が(そう)お望みにならない限り、私たちがそこに戻ることはあり得ない。我らが主*は(その)知識で、全てのものを網羅されているのだから。私たちは、アッラー*のみに全てを委ね*た、我らが主よ、私たちと我らが民の間を真理によってご裁決下さい。あなたは裁決者の中でも、最善のお方であられます」。
7:90 彼の民の内、不信仰であった有力者たちは言った。「もしもシュアイブ*に従ったら、そうすれば実にあなた方は、まさしく損失者となろう」。
7:91 そして彼らを激震が捕らえ[1]、彼らは朝、その地で突っ伏して(死んで)いた。
7:92 シュアイブ*を嘘つき呼ばわりした者たちは、あたかもそこに暮らしてはいなかったかのようであった[1]。シュアイブ*を嘘つき呼ばわりした者たちこそが、損失者だったのである。
7:93 そして彼(シュアイブ*)は彼らのもとを去り、(こう)言った。「我が民よ、私は確かにあなた方に我が主*のお言伝を伝え、あなた方に忠告したぞ。ならば、どうして不信仰な民のことで、私が心痛ませることがあろうか?」
7:94 われら*が預言者を町に遣わす時[1]には決まって、その住民を困窮や災難で捕えたものだった。(それは)彼らが、おそれ畏まるようにするためだったのだ。
7:95 それからわれら*は、逆境を順境にとって換えた。やがて彼らが(身体的にも経済的にも)潤い、「私たちのご先祖様たちにも確かに、災難と順境が訪れたものなのだ[1]」などと言い出したところで、われら*は彼らが気付かぬ内に突然、彼らを懲罰で捕えたのだ。