サイード佐藤 — 134
6:53 同様に、われら*は彼らをお互いに試練にかけた[1]。その結果、彼らは、「一体、アッラー*は私たちの間から、これらの(弱小な)者たち(を選んで特別)に(導きを)お恵みになったというのか?」と言ったのである[2]。一体アッラー*が、(かれの恩恵に)感謝する者たちを、最もよくご存知なのではないか?
6:54 また(預言者*よ)、われら*の御徴[1]を信じる者たち[2]があなたのもとにやって来た時には、(こう)言うがよい。「あなた方に平安を[3]。あなた方の主*は、ご自身に慈悲をお定めになった⁴。本当に誰であろうと、あなた方の内で無知から悪を行ってしまい、それからその後に悔悟して(行いを)正した者、実にかれ(アッラー*)は(そのような者に対し、)赦し深いお方、慈愛深い*お方なのである」。
6:55 同様にわれら*は、御徴[1]を明らかにする。そして(それは真理が露わになり、)罪悪者たちの道が浮き彫りになるためなのだ。
6:56 (使徒*よ、彼らシルク*の徒に)言ってやるがいい。「本当に私は、あなた方がアッラー*を差しおいて崇めている者たちを崇拝*することを、禁じられたのだ」。言うのだ。「私は、あなた方の私欲には従わない。そんなことをすれば私は確かに迷い去り、導かれた者の一人ではなくなってしまうのだから」。
6:57 (使徒*よ、)言ってやるがいい。「本当に私は、自分の主*からの明証に依拠している[1]。あなた方は(確かに)、それを嘘呼ばわりしたのだが。私には、あなた方が性急に求めているもの[2](を実現させる力)などない。(懲罰の時期についての)裁決は、真理を仰り、最善の裁き手であられるアッラー*にのみ属するのだから」。
6:58 (使徒*よ、)言うがいい。「もし私に、あなた方が性急に求めているもの[1](を実現させる力)があったのならば、私とあなた方の間の問題は片がつけられたであろう。アッラー*は不正*者たちのことを、最もよくご存知であられる」。
6:59 また、かれ(アッラー*)以外に知る者はない不可視の世界*の鍵[1]は、かれの御許にこそある。またかれは、陸と海にあるものも(全て)ご存知である。そしてかれがご存知にならずしては、葉一枚も落ちることがない。また、地面の暗闇の中にある種一粒であっても、あるいは湿っているものでも、乾いているもの[2]でも。(それらのことで)明白な書[3]の中に(記録されて)ないものは、ないのだ[4]。